海岸・渚・海辺の環境保全に関わる西隆一郎研究室の紹介 -海を守る、人を護る、自然環境を次世代に残す研究-
Coastal Engineering and Science - Protect Seashore, Preserve the Nature, Assist Safe Utilization (Prof. Dr. Ryuichiro Nishi )

研究活動

海岸環境工学研究室は「平成28年度地域づくり助成事業」(平成28年度財団法人かごしま建設技術センター)で実施された研究事業報告を公開いたします。
報告書は平成28年4月に発災した熊本地震に関する被災調査報告や、マルチコプター(通称:ドローン)に関する啓発教育に関して報告されております。

公開される報告書につきましては、内容および写真画像全ての著作権を当研究室が有しておりますので,二次利用および印刷等が必要な方は研究室までご連絡下さい。

鹿児島大学水産学部 教授 西 隆一郎 (研究代表者)
鹿児島工学院専門学校 教諭 鶴成悦久 (共同研究者)
連絡先; 〒890-0056 鹿児島市下荒田4丁目50-20
℡ 099-286-4101 Email; nishi24「アットマーク」fish.kagoshima-u.ac.jp

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 西研でのこれまでの研究実績は、概略、95編の査読付き論文、34編の査読無し論文、約48編の講演会概要集、約41編の研究報告書、テキストやその他11編の印刷物、40件以上の講師や講演会企画などがあり、下記の様な分野の研究を行ってきました(平成25年7月現在)。

  1.  海岸保全・・・高波浪、高潮、津波などで沿岸域の砂浜、砂丘、地域コミュニティ-、重要施設がどのような被災を受けるかの予測・評価・調査に関するもので、例えば、海岸に立地する発電施設前面にある砂浜や砂丘の侵食予測や保全に関する研究も含んでいます。

  2. 沿岸域の安全利用・・・一般に海浜事故【水難事故】と呼ばれている事故を減らすための現地調査、啓発教育に関するもので海上保安庁との共同研究として7年間ほど集中的に行ったものです。沿岸域の安全利用に関する研究に関しては、北海道から沖縄にいたる全国各地での現地調査及び講演会開催と学術的な現象の解明に対して、海上保安庁および(財)水路協会より表彰がなされています。

  3. 海岸の環境保全・・・本申請に関連するアカウミガメの上陸産卵地保全や産卵地固執性に関する研究、海岸砂丘林や海浜植生の生息領域変動の解析や鹿児島湾奥の干潟調査などを含んでいます。アカウミガメの産卵地固執性に関する研究に関しては、今年度になり40以上の新聞でその内容が紹介されています。

  4. 海岸環境モニタリングシステムおよび水圏GISの開発・・・沿岸域の地形、水質、底質などを中程度の精度を維持しながら安価かつ迅速に計測し、可視化できる計測システムの開発をおこなっており、その技術の応用として、東日本大震災後に、福島県相馬市松ヶ浦やその他の被災地の調査を行い、その結果を地元に無料で公開しています。

  5. 高等教育における人材開発・・・学ぶ側の学生の資質および教える側の教職員の資質改善に関する現状分析及び改善方法などに関する実務的な調査・研究を、主に教育センタ-在職中の4年間行ないました。

  6. 沿岸・海岸環境の啓発教育・・・子ども達、市民、技術者の啓発教育に役立つ資料の開発や、講演会や観察会などの啓発教育を実践してきました。

その他、生徒や市民、そして技術者向けの啓発教育(講演会)も行っていますので、ご要望に応じて相談ください。

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